多くのフェトのために。

 マニアックな論文と、エクニの小説を読んでいました。ただしエクニは、一晩の説明と討論無しでは、何もわからなかったことでしょう。素直に感謝。
 たくさんの嬉し懐かしい顔に会えました。珍しく、意外といける音楽にも出会えました。ええ、あれです。あれですとも。あそこにいなければ、一生聞かずにいたでしょう。
 少し遅く起きて、甘ったるいコーヒー飲んで、バスに揺られて帰ってきました。頼むから、誰か2,3発ぶん殴ってくれ、ってぐらいの気分と眠気のなかで、なんとかゼミを切り抜けました。
 『ノルウェイの森』は、フェト(祭り)だけではなく、祭りの後も描いているからこそ、価値があるのだと思います。花火を見て、綺麗だね、なんて言うだけじゃなくて、翌日のゴミの散らばった地面をも映し出す、そういう意味です。
 そういえば、夏の夜の街中を、打ち上がる花火を目指して歩きました。聳え立つビル群が邪魔で、天辺や端っこしか見えない花火を目指して...。なんだか、随分、昔のことのようにも思えます。
 あの街は人が多すぎて、やけに自転車が多くて、けれでも、とても素敵でした。
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by kaz-young | 2006-08-10 03:57 | 泡沫浮世夢日記


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