あの夏、いちばん静かな海。

c0072740_040588.jpg 細く曲がりくねった道を抜けて、秘密の海に辿り着いたときに、北野武の映画を思い出しました。静かで、淡々としていて、悲しく、眩しい、あの映画です。先日のあの海は、この夏、いちばん静かな海でした。幸か不幸か、この夏、いちばん騒がしいメンバーと一緒でした。きっと幸でしょう。そういうことにしておきましょう。
 『カラマーゾフの兄弟』、読み終わりました。ドストエフスキーはやはり秀逸です。エクニの『泳ぐのに安全でも適切でもありません』、宮本輝の『青が散る』、ディケンズの『二都物語』、ブロンテの『ジェイン・エア』を購入しました。エクニの後書きは山田エーミでした。タイトルと物語の本質を捉えていないような山田の後書きに、少しだけ悲しくなりました。

「そう、陪審員のみなさん、ハムレットはあちらの話で、わが国では今のところまだカラマーゾフなのであります」 ドストエフスキー
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by kaz-young | 2006-08-17 00:53 | 泡沫浮世夢日記


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