カテゴリ:泡沫浮世夢日記( 41 )

CHE.R.RY

 メール、くるのかなー。

 くるのかなー。

 くるのかなー。

 って、すごく久しぶりの気持ち。


 慣れない仕事に追われて、

 営業スマイルを覚えて、

 笑いながら気を使って、

 気が利かんと怒られて、

 少しだけ悪賢くなって、

 それでも、いくつになっても、ドキドキするもんだ。
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by kaz-young | 2009-08-27 20:43 | 泡沫浮世夢日記

優秀に暮らしていこうとするよりも。

c0072740_0493577.jpg 秋の大宰府はあいにくの曇り空に、頬を切る冷たい風。踏み入れたお寺の床は冷たくて、長い板張りの縁側に座って、ぼんやりと裏庭の紅葉を見てた。しんとした空気に悪友たちの声が響いて、ちょっと笑えた。帰り道、パープルにラインの入ったマフラーを買った。
 会いたかった人が、帰ってくる。顔がひきつりそうだ。言葉に詰まりそうだ。素直に言ってみようかな、「会いたかったよ」
 いつも完璧を目指してたあの子が、また少し呆れたように笑ってくれたら、1000kmの距離も、空白の時間も、一瞬ですべてが埋まる(かもしれない)

"Love is all there is, it makes the world go 'round"
                   「愛しかない。それが世界を動かしてる」
                                                 Bob Dylan
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by kaz-young | 2008-11-27 01:18 | 泡沫浮世夢日記

The End of Something.

 ポストに投函されてた赤い絵葉書には短い文章が書かれていて、それを読んだらやっと、何かが終わった気がした。一年がかりかよ、チクショウ。
 捨てずに大事にとっておこうと思います。ここがスタート。
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by kaz-young | 2008-07-07 23:44 | 泡沫浮世夢日記

いい事ばかりはありゃしない。

c0072740_23563791.jpg どちらかといえば、余韻はもてあそぶほう。苦味を知りつつ舐める、噛む、飲み込む。行き場のない感情は、布団の中にて眠気で誤魔化す。新しい布団カバーは、柔らかな水色チェック。青色のカーテンともよく似合う。
 終日の雨。「君が雨なら僕は体中ずぶ濡れになるよ」よりも、「あなたが花ならば水になるよ」のほうが好ましい。天神で飲んだ帰り道、雨に濡れた夜桜に見惚れた。あまりにも何もかもが上手くいかない昨今なので、しばらくのんびりしてみます。

「いい事ばかりは ありゃしない
きのうは 白バイに捕まった
月光仮面が 来ないのと
あの娘が 電話かけてきた」 RCサクセション
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by kaz-young | 2008-03-31 00:00 | 泡沫浮世夢日記

優しい歌。

c0072740_1234634.jpg 感心するほどの笑顔が眩しくて、誰にでも向けるその表情がひどくしたたかに見えて、思わず身構えた。
 気っ風の良い言葉に少し心惹かれたりして、おみくじは中吉。あの街を歩くとまだ残像が胸をかすめて、結局は諦めにも似た気持ち。日々は流れる。
「胸が張り裂けるような小説」と友人に薦められたのは宮本輝の『春の夢』。桜井さんの新譜がとても優しくて、うん、良かった。

「僕の大好きな君が
決めたことだから たぶんさよならを
好きになれるかもしれない」        宮田和弥
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by kaz-young | 2008-01-16 01:45 | 泡沫浮世夢日記

Sign.

 シンプルで大人びた外見に幾つかの唄。強気で、脆くて、ちょっとした心の隙間みたいな、そんな瞬間を見抜くのがひどく上手で。まるで、北川ドラマの主人公のような。
 あなたが平然な振りして越えてきたその壁は、俺にはあまりにも高くって、越えることも回り道もできませんでした。
 自分勝手な美学を根拠に、いつだって、いつまでも、告げられないひとつの言葉。また言えなかったな。後悔はするかもしれません。バイバイ。
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by kaz-young | 2007-11-21 02:05 | 泡沫浮世夢日記

ひびき。

c0072740_354391.jpg 前日の深夜に突如、余ってしまったチケットで旧友を勧誘して。出発は午前10時。二人で代わる代わる車を走らせて、辿りついたのは夕暮れの、高台のスタジアム。機嫌の悪い曇り空。
 今まで一番好きだったあの歌が不意打ちで始まって...。俺こんな所でなにやってんだって、妙に客観的になったりもして。ただ、最も泣けた歌が「終わりなき旅」だったことは、喜ぶべきことだと思えます。ただ、いかんせん今は、聴けない曲が多すぎるかな。
 月の浮かぶ帰路のハイウェイ。スピードと爆音のなかで。いつか、今は聴けなくなった歌がまた聴きたくなって、あの大好きだった歌にも新たな感情が宿った時には、その時には、また笑顔で会えるかな。そんなことを考えていました。
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by kaz-young | 2007-08-05 04:07 | 泡沫浮世夢日記

やわらかい風。

c0072740_0273375.jpg 天神駅の改札を降りたビジョンの下で。小倉駅のモノレールの改札の横で。いつも、少しだけ、時間に遅れて。慌てて駆け寄ってくるときの笑顔が好きだった。
 慣れない仕事で疲れ果てた声。その日の幸せを語るご機嫌な声。そして沈黙。いつも風邪をひいてるような、鼻にかかる声が好きだった。
 あした、目の前で桜井さんがあの歌を唄ったとして、そこに一緒に居るはずだったあいつは居なくて、俺は何を想うんだろう。わからないや。
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by kaz-young | 2007-08-04 00:41 | 泡沫浮世夢日記

生きても生きても空 たどりつけない君の部屋。

c0072740_2165242.jpg 来月、学会です。毎日、原稿書いてます。本、読んでます。読みまくってます。けれども、涼しい風はいつも眠りを誘います。最近のBGMは、もっぱら桜井さんかギャラガー兄弟です。
 ノエルの歌詞みたいな勢いで、学会で発表してみたいです。でも、そうすれば結果は見えてますね。そう、お偉い先生方にボコボコにされること必至です。
 どうしても欲しいものがあって、でも、それがどうやったら手に入るのか、見当がつかなくなりました。その分だけ、だいぶ大人になったのかもしれません。

"I'm free to say whatever I
Whatever I like
If it's wrong or right, it's all right."

「俺は、何だって自分が思うように好き勝手に言わせてもらうし、
 それが正しいか、あるいは間違ってるかなんて、そんなことは問題じゃないんだ」。
                                         Oasis "Whatever"
 
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by kaz-young | 2006-09-15 21:35 | 泡沫浮世夢日記

幾千光年の孤独。

c0072740_124653.jpg 霧島アートの森に点在する芸術作品群は、その芸術としての存在はもとより、それ自身によって森をアートに変容させるものでした。その統一されたコンセプト、そして、そこから逸脱する存在としての、草間彌生の毒々しいまでの繊細な感性。

 ダニ・カラヴァンの「ベレシート(初めに)」は、俺のハートを撃ち抜きました。芸術作品に対するこの感覚は、上野の西洋美術館で見たミロの「絵画」以来でしょうか。どちらも、考える前に胸に突き刺さるような芸術でした。


c0072740_1253422.jpg   カラヴァンの作品は、宙に浮いた歩廊。それは、崖のような場所に架けられた橋状の歩廊です。そして、その突き当たりはガラスの壁。一種のイニシエーションのような薄暗い歩廊を覗くと、その先には眩しい外の光があります。その歩廊を進めば、ガラスの向こうに、直線に切り取られた、豊かな山々の緑が目に入ります。

 日本神話ゆかりの地に対抗するような、「創世記」の一節が刻まれたこの作品は、キリスト教イデオロギーの強さというよりも、自然の普遍性、そして両思想のある程度の互換性を感じさせるものでした。ブリリアント。
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by kaz-young | 2006-08-23 13:05 | 泡沫浮世夢日記