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We All Live in a Yellow Submarine.

 あの子が故郷の町に帰ったって聞いたけど、俺は変わらず一日図書館にいて、最近ではコールリッジとワイルドとイーグルトンに夢中になっている。「ただ、一さいは過ぎて行きます」。そこには驚くほど感情も言葉もない。本当に、ここは静かで、ただ、一さいは過ぎて行く。僕は、「清潔で、とても明るい場所」というヘミングウェイの短編を思い出す。
 家に帰った俺は、友人たちの協力で得たビートルズを聞きながら腕立て伏せをする。筋トレのためではなく、運動不足解消のために。腹が減ればスパゲティーを茹でて、缶詰のミートソースをかける(レトルトのミートソース・スパゲティーをパスタと呼ぶ人間を、俺は軽蔑する)。
 僕は、黄色い潜水艦の夢が見たいと思う。気付けば今日の僕の文章は、いつのまにか、たしかに、村上春樹のそれによく似ているかもしれない。言葉に無数の爆弾を埋め込んで、あとは知らないふりでやり過ごす。

 「壊れたハンマーは、壊れていないハンマーにくらべると、はるかにハンマーらしさを強く主張する」。                                テリー・イーグルトン
 "The very essence of romantic is uncertainly". Oscar Wilde
 
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by kaz-young | 2006-01-23 22:52 | 泡沫浮世夢日記